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カメラの解説本を読んで感動する。

先日入手した Nikon D7000 の解説本。

いつもはこの手の本は買わないんですが、買ってみました。
そして感動。目から鱗。

上達のカギとして、ピント・構図・露出の三つを上げているのだけど、それぞれ、
・ピントは撮影者の意思表示
・構図は写真の主題
・露出は写真の表情
と書かれている。

いや、当たり前のことなんですけど、この手の本で、ここから入るってのが素晴らしいと思ったわけです。
能動的に写真を楽しむことをちゃんと伝えてくれてる。そしてこれって撮るだけじゃなく、写真を見るとき・読むときのベースでもあるわけで、このページ見るだけで写真の楽しい世界が広がると思うんですよね。そういった視線から読者にアプローチしているって、ほんと素晴らしいと思います。

ま、人によっては「一概にそうともいえない」とか反論もあるでしょうけど、そういう人はそういうレベルの方と高みを目指していただいて(笑)。

あ、感動しすぎですか?(笑)

でも、気づくとこういうことを忘れて、ただ上っ面な技巧だけの写真を撮ってたりしません? 私にはそういうとき、あるもので。

[本]自分のアタマで考えよう

いつもよくみているブログを書いている、ちきりんさんの新著を読みました。

「考えているように思えて、実は知識を並べているだけでは?」というわかりやすい入り口から「知識」と「思考」について、改めて気づかされる本でした。

タイトルの通り、「自分で考えることをはじめよう」ということなんだけど、「考える」ということは自分の立ち位置を定めることにつながるわけで、自分の位置がわかればある目標について向かうべき方角がわかる(はず)。その手がかりを得るための方法論ともいえますね。

「知識」は相対的なポジションしか計れないけど、「思考」は絶対的なポジションを得ることができる。思考停止気味な自分のため、再読の本棚に入れておきます。

「未来医師」フィリップ・K・ディック(創元SF文庫)

未来医師 (創元SF文庫)
フィリップ・K・ディック (著), 佐藤 龍雄 (翻訳)

初邦訳ということで飛びついたディックの新作(邦訳として、ね)。
それなりに楽しみましたが、ディックにしては軽めで物足りない感じ。
そういう点で、読みやすいのは読みやすいのだけど。
仮にディックでない人が書いていたとして、自分が読んで「ディックっぽい」って思うかというと微妙だな。

ライ麦畑でつかまえて 再読

サリンジャー没後やっと再読。というか、家の中にあったモノは見つからず、書店でもいま品切れが多かったもので。

さて、久しぶりにあったホールデンは、なんかずいぶん変わった印象でした。昔読んだときはなんか、彼がまるで自分のような気持ちになっていたのに、今回読んだら彼はなんか普通の若造だった。どこにでもいる誰でもある、というわけではないけれど、どこにでもいそうなあるタイプのガキって感じ。

なんか、そんな感想をどこかで読んだ気もしながら。

それでもこの本を読んでいるときに、なんかだものすごく人が愛しく思えたり、なんだか泣きそうに寂しい気持ちになったりするのは変わらないようで。

さて、実は村上春樹訳の「キャッチャー・イン・ザ・ライ」も入手してある。こちらは読んだことがないのだけど、勢いでいってみようと思います。

ただいま求職中

ご存じのように(?)、ただいま求職中であります。
早期退職勧奨で4月末日をもって退職し、新しい職を探していくつかの転職支援サービスに登録しています。

会社の状況を考えると全く想定していなかった訳ではないのだけど、やはり唐突であることは確かで、しかも話を受けてから退職までに1ヶ月という短い期間。「次」を考えるのが在職中でなく退職してからになったところで、なにかいままで自分がいた業界や職種についてもひと区切りをつけてしまったような。

それをどうにかしたかったので藁をもすがる思いで読んだのがこの本、というのは嘘。
転職のカタチも人それぞれ、ということが読めるだけです。でも、それがこの本の価値ですね。

全体を通して淡々といろいろなケースが紹介されているんですが、ひとつかなり笑えたところがあって、ダメなキャリアコンサルタント例として書かれているのがいまいくつか登録している転職支援サービスの中のひとつの担当者そのまんま。成功報酬型の彼らですが、その前段階で紹介数のノルマもあるんでしょうねぇ。そもそもの経験や資格がない求人票まで送ってきて、こっちがそういうのをはじくと逆ギレ気味になってたりします。

セカンド就職のススメ (講談社+α新書) セカンド就職のススメ (講談社+α新書)
高野 秀敏
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身勝手な親近感

先日、勝間和代さんの書籍について書いたのだけど、なんだか感覚的に気に入らなかった。いや、ま、耳栓みたいなイヤフォンでオーディオブック聞きながらロードレーサーに乗っているという時点で私の中ではアホタレ認定なので気に入らないのでした。
あー、ついでに書いておこう。この方には良くも悪くも「エリート」を感じるのですね。って、私の頭の中の「エリート」って言葉はほとんど褒め言葉ではないことも付け加えて。

さて、前置きが長くなりました。
“レバレッジ”シリーズで有名な、本田直之さんの一冊「レバレッジ時間術」読みました。“レバレッジ”シリーズはこれがはじめてだったのですが、こちらはなんとも親近感が。あちらが「エリート目線」だとすると、こちらは「一般人目線」という感じ。(ま、一般人なんていうのは曖昧ですが、要するに「私」の属性ということで)

同じ「効率」を求めるにも、あちらは「無駄は愚かだから」的なニュアンスを感じるのに対して、こちらは「メンドくせぇことをいかに切り抜けるか」という実にわかりやすい感情に訴えてくれる。
どちらに共感するかは人それぞれだけどね。私はこちら、ということで。

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書 ほ 2-1) レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書 ほ 2-1)
本田 直之

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